日本の製造業の生産性は高いと言われています。それは日々生産性を上げる努力を製造業の方々がしているからだとも思われます。
それは素晴らしいことですが、新しい仕事を取る上では、工場のキャパや余裕がないということでもあります。
マシンの稼働率を上げて待機時間を減らして…と無駄のない稼働を目指すとすると、1つのミスが大きな負担をかけたり、突発の新しい仕事が取れそうでも無理には取らないようになり、設備も無理には投資しなくなります。
それ自体は悪いことではないかもしれませんが、日本中の会社がこのような生産性にとらわれています。
ということはどこも突発の新しい仕事は迷惑だということです。自分の会社の仕事が競合他社に流れることがあったとしても、それは競合他社が無理して受けているということです。
だから無理して値下げする必要はありません。どこも工場はキャパいっぱいで回しているのです。
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