愛知県や静岡県にて日本人材、特定技能人材ご紹介、管理を行う成田登録支援事務所です。
登録支援機関 19登-002959
有料職業紹介 23-ユ-302645

2025年11月27日木曜日

外国人が経営する組合

 日本でも経営の在留資格が厳しくなるようですが、実は我々の様な登録支援機関が外国人経営者が多いのです。

彼らは日本のような心遣いを持ってませんので、お金をもらえばそれで良いという風潮が見られます。

ある関東の農家のお客様で、当事務所から1人、ベトナム人経営者の登録支援機関から2人採用しましたが、ベトナムの登録支援機関は入管の意図を酌めず、在留申請を通せませんでした。

しかも本人達が入社もしないうちに手付けとして全額を要求していました。そのとき多忙を極めて冷静な判断が難しかったそのお客様は不審に思いながらも全額振り込んでしまいました。

もちろん在留申請を通せなかったので、いくらかのお金は戻ってきたようですが、半分くらい取られてしまいました。当事務所からすこし圧もかけてようやくそれくらい戻った程度です。

当事務所はもちろん在留申請を通せましたが、このお客様としては期待していた2人の人材は来ず、お金も取られて少し資金繰りが大変だったようです。(ちなみにその外国人会社がもってきた見積は当事務所の価格の2倍でした。ウチと競合して2人雇う条件で当事務所の単価に近くなりましたが、それでも当事務所の方が価格は有利でした。話を持っていくのが相手の方が早かったため、お客様は優しいので、相手とウチを両方使おうとしました)

最終的には当事務所がこの件を元にしてお客様から信頼いただき、3人とも当事務所でもらえるようになりました。

当事務所は就労開始しないとお金はいただきません。ウチだけでなく日本人の経営母体だと大体そのような登録支援機関が多いです。

外国人経営母体の前払いには注意!

2025年8月19日火曜日

ロボット化

 世間ではロボット化、AI化と騒がれていますが、AIはともかくロボット化は中小企業では難しいのではないかと思います。

先ずはコストの問題。

導入コストもそうですが、ランニングコストも高いという事につきます。

ロボットなので、各部モーターがあり減速機などが絶えず摩耗にさらされます。通常定期的にグリスアップをしてそれらをメンテしてやるのですが、各減速機ごとに使用するグリスの粘度が変わってきたりします。また注入も廃グリスを押し出して入れ替えるのか、補充するのか各部によっても異なります。これらは内製は難しい会社もあり、外注するとかなりの高額である場合が多いです。

次に保全性。

保全は目新しいものは嫌います。トラブルがあった時手が付けられず、それがどう影響を及ぼすか分からないからです。数時間、数日ロボットが止まると企業や取引先にとっても痛手となります。プログラミングの問題もあります。機械のPLCならばまだ浸透していますが、新たなプログラミング言語となる場合、中小企業で各社保全が数人しかいない場合は対応が難しいでしょう。

プログラミングと少し重なりますがティーチングの問題。アーム型ロボットで数か所の加工をするライン型の工程ならともかく、複雑な工程を1台でやろうとする場合は、ティーチングが複雑になり過ぎるということになります。

そしてモデルチェンジサイクル。現代は何かと次々と新しいものが生み出されます。iphoneも1年毎に新しいものが生まれます。そのたびに新たなプログラムやティーチを必要とし、加工なら条件出しがあり、品質も厳しくなっています。市場フィードバックや微調整による設計変更も多く都度対応となります。

作業員全員をロボット保全ができるようにするのと、ライン工程の1つの作業を覚えさせるのがどっちが効率よく早く覚えるかと言えば明白です。

超巨大企業某社は新たなラインを全自動でやるようにしていましたが、モノの最終工程なので変更が少なく、利益も多く人材も豊富なので可能ではあります。ただ、その会社の取引先はそれなりの会社でも難しいとは思われます。

人型ロボットが走りまわっている大会があるようですが、人間の仕事にとって代わるには耐久性と信頼と保全性、コストの面で全て上回らないと巨大企業以外は手が出しにくく、人間の優位性はまだまだ高いと思われます。

E-TAX 開業届

 個人事業主は開業届を税務署に届け出すれば開業ができます。

税務署に行けば簡単に教えてもらえますが、個人事業主やフリーランスをやろうという方は現在進行形でサラリーマンかと思います。

平日税務署に行く時間がないならE-TAXという手が使えます。

ただそのE-TAXにはどこにも「開業届」という項目がありません。

私はここで勘違いして他の申請を行ってしまい、結果として開業届が2か月遅れました。

それが青色申告が適用される期限を過ぎていたため、1年目は泣く泣く白色申告となりました。(青色申告の申告期限は事業開始から2か月です。)

では「開業届」はトップ項目にないならどこにあるのか。

それは所得税の項目の中にあります。「所得税₋開業届」の順で行くとそこにあります。

いやあ、トップ項目にしててほしいですね。

開業届は項目に沿って記入するだけです。屋号とか考えておくといいかもしれません。

わかりにくいので。

なお白色申告の場合はやよい会計などで無料ソフトがあるので、そこは活用した方がいいと思います。

2025年3月10日月曜日

E-Taxについて ソフト別

 確定申告シーズンということで、納税について忙しくなるシーズンですが、E-Taxという便利なものがあり私は会計ソフトと、Etaxで自宅で確定申告を済ませています。

ただ、E-Taxは少々初心者向けではないので、過去に私が躓いたところで、思ったことを書いていきます。

決して納税の方法や詳しいソフトの解説ではないをご了承ください。

まずEtaxには、

①ダウンロードソフトバージョンと 


②E-Taxオンライン

があり、更にE-Taxオンラインに似ている

③EL-Taxがあります。

まず③のEL-Taxは年末の源泉徴収のときに使うだけですので、メインは①②のE-Taxということになります。

①は税務署に赴いて行うほとんどの申告、申請ができます。

②はその中でも確定申告や頻度の多い申請や請求、届出などが簡単にできます。

ですので、まず②のE-Taxオンラインでできるかどうかを判別してできなければ、①でやることになります。ただ、ほとんどのモノは①でしかできないので①のE-Taxソフトバージョンをダウンロードするのが良いでしょう。

マイナンバーは必須で、ICカードリーダーを買うと良いでしょう。スマホでもマイナンバーカードを読み取れますが、時間がかかりますし面倒です。

開業届も①E-Taxソフトでできますので、次回はその解説。

2025年1月29日水曜日

新興国内部での人材の差

 各国から人材の応募を呼び掛けていますが、最近気になることがあります。

新興国内部でも都市部の応募者はかなり生活レベルも上がっていて、農村部はまだまだということ。これ自体は広く知れ渡っていますが、やはり人材の性格も変わっています。

都市部の応募者はやはり来日後アパートなどの汚れが気になったり、ワガママを言ったりします。もちろん住居の掃除など事前になるべく綺麗にしていますが、中には日程的に間に合わなかったりする場合もあります。良い面では日本語のレベルもある程度高かったり、事前に日本のルールを勉強してきたりもします。

農村部の応募者はそこまで気にせず、ワガママも言わず長く勤めてくれます。ただ来日直後は所持金をあまり持っていなかったり、日本語レベルもまだまだだったり、すこし体臭が気になったり…いろいろ指導することはあります。

でも先端的なお仕事なら別ですが、やはり作業員としての登用が多い特定技能生は農村部の方々が長い目で見るといい気がします。

送り出し機関にもそのような方々の紹介をなるべくするように努めさせています。ただオンラインの電波が悪かったりきちんとした格好をしてこないなど、面接の印象があまり良くないことも多いです。ここらあたりの好し悪しを面接などではっきりさせて、おすすめしていきたいと思います。


2025年1月27日月曜日

自動車部品製造業に思うところ

 先日ある自動車部品のメーカーさんにお邪魔して工場を拝見させていただく機会がありました。

そこはASSY工場で事業も好調らしく新工場も建て増し中とのこと。

工場内に入れば従業員の方々はきちんと大きな声であいさつをしていただき、工場内も綺麗に整頓されていました。

作業も高度で、ASSY図面を読み部品の集荷をし、最終検品までするという、パートさんや派遣さんを中心とした作業では少し難しくないかな?という技術力ある会社でした。

ただ事業が大変好調ではあるものの欠点が浮かび上がっていました。それは不定期少ロット品のみを専門に扱っているという事でした。補給品は通常、量産品の10倍くらいの価格設定でもおかしくないのですが、その会社では元請けの言い値に抑えつけられているとのこと。

価格は交渉しなければなりませんが、交渉ができない雰囲気がある技術特化の会社だと感じました。

わたしもそのような会社で勤務経験があるのですが、とにかく元請けの意向を聞きすぎて従来グレーだった品質を黒判定されても文句も言えずただひたすら愚直に良いものをだす。いいものを出していれば技術は認められるが、コストは上がり自分の首を絞める。それに対して何もアクションを起こせない。

なぜか??

それは営業マンや対外折衝者が少ない、もしくはきちんと教育されていないのでしょう。良い営業はQCDのバランスをとるため、顧客の無茶を品質や出荷部門からをフィードバックを受け対外交渉を絶えずし続けますが、残念ながら典型的な技術特化の会社はそれができません。

工業高卒や理系大卒を採用しますが、彼らのバックボーンは細く深くです。文系大卒を新規採用してゼネラリストを育てる必要があります。QC検定3級程度でも十分にQCDのバランスの重要性が分かるようになります。下請法を少し見るだけでも一言言えるようになります。

教育されていない営業は内輪の言いやすいところや社内の力の弱い部門に押し付け、通らないと顧客の意向だと盾にする。

倉庫は治具であふれていて、担当の方が嘆いておられましたが、金型問題と同じな気がしました。

営業は大事。

2024年6月6日木曜日

中国VISA2

 中国のビザを取るにはまずHPでオンライン申請を事前に済ましてからでないとできません。

でもオンライン申請のHPは東京、名古屋、大阪で違います。もう一度いいます。ホームページがそれぞれ異なり各VISAセンターで1つずつ持っています。



これが名古屋の中国ビザセンター

こちらが大阪
こちらが東京

どれも同じです。間違いなく同じです。
でも画面上部の中央の都市名がそれぞれ異なっています。
あなたがどこでVISAの査証を受けるのかをまず決めて、東京なら東京のHPでオンライン申請しないと他の都市のVISAセンターでは使えません。本当に門前払いされます。
当事務所もこれで失敗しております。
みなさんお気をつけください。

外国人が経営する組合

 日本でも経営の在留資格が厳しくなるようですが、実は我々の様な登録支援機関が外国人経営者が多いのです。 彼らは日本のような心遣いを持ってませんので、お金をもらえばそれで良いという風潮が見られます。 ある関東の農家のお客様で、当事務所から1人、ベトナム人経営者の登録支援機関から2人...