愛知県や静岡県にて日本人材、特定技能人材ご紹介、管理を行う成田登録支援事務所です。
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2025年1月29日水曜日

新興国内部での人材の差

 各国から人材の応募を呼び掛けていますが、最近気になることがあります。

新興国内部でも都市部の応募者はかなり生活レベルも上がっていて、農村部はまだまだということ。これ自体は広く知れ渡っていますが、やはり人材の性格も変わっています。

都市部の応募者はやはり来日後アパートなどの汚れが気になったり、ワガママを言ったりします。もちろん住居の掃除など事前になるべく綺麗にしていますが、中には日程的に間に合わなかったりする場合もあります。良い面では日本語のレベルもある程度高かったり、事前に日本のルールを勉強してきたりもします。

農村部の応募者はそこまで気にせず、ワガママも言わず長く勤めてくれます。ただ来日直後は所持金をあまり持っていなかったり、日本語レベルもまだまだだったり、すこし体臭が気になったり…いろいろ指導することはあります。

でも先端的なお仕事なら別ですが、やはり作業員としての登用が多い特定技能生は農村部の方々が長い目で見るといい気がします。

送り出し機関にもそのような方々の紹介をなるべくするように努めさせています。ただオンラインの電波が悪かったりきちんとした格好をしてこないなど、面接の印象があまり良くないことも多いです。ここらあたりの好し悪しを面接などではっきりさせて、おすすめしていきたいと思います。


2025年1月27日月曜日

自動車部品製造業に思うところ

 先日ある自動車部品のメーカーさんにお邪魔して工場を拝見させていただく機会がありました。

そこはASSY工場で事業も好調らしく新工場も建て増し中とのこと。

工場内に入れば従業員の方々はきちんと大きな声であいさつをしていただき、工場内も綺麗に整頓されていました。

作業も高度で、ASSY図面を読み部品の集荷をし、最終検品までするという、パートさんや派遣さんを中心とした作業では少し難しくないかな?という技術力ある会社でした。

ただ事業が大変好調ではあるものの欠点が浮かび上がっていました。それは不定期少ロット品のみを専門に扱っているという事でした。補給品は通常、量産品の10倍くらいの価格設定でもおかしくないのですが、その会社では元請けの言い値に抑えつけられているとのこと。

価格は交渉しなければなりませんが、交渉ができない雰囲気がある技術特化の会社だと感じました。

わたしもそのような会社で勤務経験があるのですが、とにかく元請けの意向を聞きすぎて従来グレーだった品質を黒判定されても文句も言えずただひたすら愚直に良いものをだす。いいものを出していれば技術は認められるが、コストは上がり自分の首を絞める。それに対して何もアクションを起こせない。

なぜか??

それは営業マンや対外折衝者が少ない、もしくはきちんと教育されていないのでしょう。良い営業はQCDのバランスをとるため、顧客の無茶を品質や出荷部門からをフィードバックを受け対外交渉を絶えずし続けますが、残念ながら典型的な技術特化の会社はそれができません。

工業高卒や理系大卒を採用しますが、彼らのバックボーンは細く深くです。文系大卒を新規採用してゼネラリストを育てる必要があります。QC検定3級程度でも十分にQCDのバランスの重要性が分かるようになります。下請法を少し見るだけでも一言言えるようになります。

教育されていない営業は内輪の言いやすいところや社内の力の弱い部門に押し付け、通らないと顧客の意向だと盾にする。

倉庫は治具であふれていて、担当の方が嘆いておられましたが、金型問題と同じな気がしました。

営業は大事。

外国人が経営する組合

 日本でも経営の在留資格が厳しくなるようですが、実は我々の様な登録支援機関が外国人経営者が多いのです。 彼らは日本のような心遣いを持ってませんので、お金をもらえばそれで良いという風潮が見られます。 ある関東の農家のお客様で、当事務所から1人、ベトナム人経営者の登録支援機関から2人...