外国人の年金についてはご存じない方が多いかもしれませんが、年金を彼らも払っています。でもそれは失踪者やオーバーステイ者には当てはまりません。年金の負担は重税感があります。これとさらに健康保険となると平気で3-4万支給額から引かれてしまいます。
失踪はここに問題があって、日給1万の同じ仕事でも不法就労の方が手取りが多くなってしまうのです。彼らに年金還付やいざという時の健康保険の説明をどれだけしても、日本に移住する気もなく、20代の若者が『病気』といってもあまり意識しないでしょう。だから失踪は無くならないのです。まあ、日本だけでなく他の先進国も同じですけどね。
日本の企業としては最低賃金も上がって、社会保険料も上がってるので『払ってる金額は増えている』のに、外国人(日本人もですが)は手取りは増えていないという構造です。
話は変わりますが、このように日本の老後生活は外国人によっても成り立っているとも言えます。日本に永住する権利が無い彼らは、母国に帰れば年金の一部還付をうけることができます。
しかしそれには最長でも5年分だけという制約があります。3年間技能実習をして、そのまま特定技能で5年間働くと8年です。3年ムダ掛けするので還付は金額に換算すると半分も受けられません。
ここにこういう制度があるため、どういった対応をするのかできるのか。われわれ登録支援機関としての役割がうまく立ち回ることになります。
めんどくさいですね。この制度。だからお任せください。
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