愛知県や静岡県にて日本人材、特定技能人材ご紹介、管理を行う成田登録支援事務所です。
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2023年3月30日木曜日

日本の生産性と賃金上昇について

日本の生産性が低いとされていますが、それは日本の円がドルに対して安いから。
国際比較での各指標はドル建て計算なので為替が円安だと、GDPや平均賃金、生産性まで低いとされてしまいます。

それはともかく、今回取り上げたいのは、「生産性が低いから努力の末、上げた」として、それは誰のものか、だれが享受すべき利益なのかとういうことです。

元請け会社は生産性を上げて売価をさげよと下請けに圧力をかけてきます。毎年毎年3%値下げ協力せよと言ってきます。

しかし注意したいのは生産性の向上は元請けではなく、そこで働く従業員のモノだということです。

トヨタはコロナ禍初年度で、当初の利益目標を5000億円としましたが、結果は1兆5000億円でした。トヨタの豊田章夫社長は胸を張って言いました。原価低減と生産性の向上を突き詰めたからだと。

ではトヨタさんは各クルマの定価を引き下げたのでしょうか?たしか引き下げた記憶はないです。そうなのです。1兆も生産性向上したのに顧客に還元したわけではないのです。
ですが、コロナ禍で生産数が落ち込む中トヨタ労働組合はベアも勝ち取ったと記憶しています。

生産性の向上は上記の様にトヨタでさえ、そこで働く従業員に還元しているのです。
ピラミッドの頂点がそうしているなら、皆様の会社もする必要はありません。

胸を張って言いましょう。
トヨタも生産性の向上による利益を顧客に分配してませんよね?うちは今年は値下げできません。」と。

こういう悪しき慣習は断って、経営者の方々が潤い、従業員に分配できるようになって、日本の平均賃金を上げていけることを願います。


2023年3月6日月曜日

国内人材より本国の人材

 

コロナ禍で2~3年技能実習生が来日できない状況が続いてました。

最近はその様子が緩和され、ビジネス関連のビザは取得しやすくなり、技能実習生が来日するようになってきました。

ただ特定技能はほとんどが技能実習の卒業生なので、国内人材はコロナ禍で3年間技能実習卒業生が現れないことになります。

その状況下、国内人材の取り合いがこのところ続いておったのですが、それをいいことに転職や逃走がひどい頻度で多数発生していたのも事実です。

とくに技能実習生が一番多いといわれている、かの国は、送り出し機関の高い紹介料や転職をあっせんする闇ブローカーが横行しており、日本人以上の待遇でも『給料が少ない』との理由で2~3か月で転職していきます。一方的に技能実習制度を悪者にしているマスメディアが報じない側面でもあります。

当事務所では国内人材から海外招へい人材への切り替えを勧めております。

理由といたしましては

①上記の様にビザが取得しやすくなり、日本の在留資格審査は1か月程度と早い。

②過去の膨大な卒業生から優秀な人材を招へいできる。

③本人たちは本国の状況を顧みて日本に来たがっている人材。

ということで素早く良質な人材が集まります。

海外視察なども可能ですので、人事ご担当者様はご興味あれば提携機関へご案内することも可能です。

書類や手続きはほとんど国内人材を雇うのと変わりませんし、当事務所にて請け負います。

人材の質にとまどっておる事業主様は一度ご検討したらいかがでしょうか。

外国人が経営する組合

 日本でも経営の在留資格が厳しくなるようですが、実は我々の様な登録支援機関が外国人経営者が多いのです。 彼らは日本のような心遣いを持ってませんので、お金をもらえばそれで良いという風潮が見られます。 ある関東の農家のお客様で、当事務所から1人、ベトナム人経営者の登録支援機関から2人...