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2025年8月19日火曜日

ロボット化

 世間ではロボット化、AI化と騒がれていますが、AIはともかくロボット化は中小企業では難しいのではないかと思います。

先ずはコストの問題。

導入コストもそうですが、ランニングコストも高いという事につきます。

ロボットなので、各部モーターがあり減速機などが絶えず摩耗にさらされます。通常定期的にグリスアップをしてそれらをメンテしてやるのですが、各減速機ごとに使用するグリスの粘度が変わってきたりします。また注入も廃グリスを押し出して入れ替えるのか、補充するのか各部によっても異なります。これらは内製は難しい会社もあり、外注するとかなりの高額である場合が多いです。

次に保全性。

保全は目新しいものは嫌います。トラブルがあった時手が付けられず、それがどう影響を及ぼすか分からないからです。数時間、数日ロボットが止まると企業や取引先にとっても痛手となります。プログラミングの問題もあります。機械のPLCならばまだ浸透していますが、新たなプログラミング言語となる場合、中小企業で各社保全が数人しかいない場合は対応が難しいでしょう。

プログラミングと少し重なりますがティーチングの問題。アーム型ロボットで数か所の加工をするライン型の工程ならともかく、複雑な工程を1台でやろうとする場合は、ティーチングが複雑になり過ぎるということになります。

そしてモデルチェンジサイクル。現代は何かと次々と新しいものが生み出されます。iphoneも1年毎に新しいものが生まれます。そのたびに新たなプログラムやティーチを必要とし、加工なら条件出しがあり、品質も厳しくなっています。市場フィードバックや微調整による設計変更も多く都度対応となります。

作業員全員をロボット保全ができるようにするのと、ライン工程の1つの作業を覚えさせるのがどっちが効率よく早く覚えるかと言えば明白です。

超巨大企業某社は新たなラインを全自動でやるようにしていましたが、モノの最終工程なので変更が少なく、利益も多く人材も豊富なので可能ではあります。ただ、その会社の取引先はそれなりの会社でも難しいとは思われます。

人型ロボットが走りまわっている大会があるようですが、人間の仕事にとって代わるには耐久性と信頼と保全性、コストの面で全て上回らないと巨大企業以外は手が出しにくく、人間の優位性はまだまだ高いと思われます。

E-TAX 開業届

 個人事業主は開業届を税務署に届け出すれば開業ができます。

税務署に行けば簡単に教えてもらえますが、個人事業主やフリーランスをやろうという方は現在進行形でサラリーマンかと思います。

平日税務署に行く時間がないならE-TAXという手が使えます。

ただそのE-TAXにはどこにも「開業届」という項目がありません。

私はここで勘違いして他の申請を行ってしまい、結果として開業届が2か月遅れました。

それが青色申告が適用される期限を過ぎていたため、1年目は泣く泣く白色申告となりました。(青色申告の申告期限は事業開始から2か月です。)

では「開業届」はトップ項目にないならどこにあるのか。

それは所得税の項目の中にあります。「所得税₋開業届」の順で行くとそこにあります。

いやあ、トップ項目にしててほしいですね。

開業届は項目に沿って記入するだけです。屋号とか考えておくといいかもしれません。

わかりにくいので。

なお白色申告の場合はやよい会計などで無料ソフトがあるので、そこは活用した方がいいと思います。

外国人が経営する組合

 日本でも経営の在留資格が厳しくなるようですが、実は我々の様な登録支援機関が外国人経営者が多いのです。 彼らは日本のような心遣いを持ってませんので、お金をもらえばそれで良いという風潮が見られます。 ある関東の農家のお客様で、当事務所から1人、ベトナム人経営者の登録支援機関から2人...